結論「基本左が上」
「基本左が上」ということは右が上になるズボンもあるんですよね!!
手持ちの教科書を見て「左上が基本かぁ〜」と雑誌やらを確認したところ右上のズボンも出てくる出てくるw
「あ、これデザインによるわ!」と早々に結論付けました。
調べ方
基本を左上とした理由は文化服装学院編の教科書を調べた事と紳士スーツの雑誌を確認した上で左上が殆どだったからです。
結果としては左上が基本として描かれてありました。確かに自分が持っていたズボンや家族のものも確認してみましたが大体が左上でした。
また、そういえばと服の「あき」に関して詳しく書かれてある技術書「佐藤貴美枝・著 工夫されたあきの縫い方」を持っていたのを思い出しました。
トップス、ボトムスのあきの持ち出しの縫い方、裏地ありのファスナーの付け方の解説など、綺麗に縫うためのテクニックを写真をふんだんに使用して解説されてあります。キャッチコピーの「合理的なテクニックを写真で学ぶ」とありましたがそのとおり、今後も手元に置いておきたい技術書の一つです!
こちらの本にも丁度パンツの開きについての記述があり確認してみたのですが、実はこちらのズボンは右上のあきが記述されていたんです。
ここで仮説を一つ、ウエストのとめかた、つまりボタンでとめるか婦人服などで多いフックでとめるかの違いで左右を使い分けているのではないかと考えたのです。
実は上記の技術書の右上ズボンではウエストの仕様がトップスのTシャツにより隠れていて確認が取れなかったのです。教科書などに載っていたズボンは殆どがボタンの仕様でした。そしてフックならば右手で掛けることがしやすそうだと思ったのです。
そこで楽天マガジンに登録してあったのでそちらで婦人服雑誌を確認してみました!!
1冊目で見開きページにフックらしきズボンで左右どちらとも載っていました!!
ぱたーんとページを閉じましたね!!ww
あとがき
向きが左向きが基本ということは直接習ったわけではありませんが、実際にファスナーを上げてみたときに右利き人には上げやすかったですしね。私みたいに左右どっちだったっけ??となった設計者がいて右になったり左になったりしたのでは??とも考えました(笑)
教科書として使っていた技術書に左上のものが殆どであったということでイラストを描く上では婦人紳士子供服においてズボンのあきは「基本左が上」と覚えておけば特に悩んだりすることもないかなと思いました。